美容と健康、両方に有効な新成分
肌のうるおいみずみずしい皮膚の再生作用や非常に高い保湿力を応用して化粧品にも使用されています。
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関節の動きをサポート高い保水性・クッション性が軟骨として骨と骨の間の滑りをよくし、関節を守ります。
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プロテオグリカンはタンパク質と糖の結合物の一種で、肌や軟骨を土台のように支える細胞外マトリックスを、ヒアルロン酸やコラーゲンとともに形成している重要な成分です。
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かつては1g3千万円もしたプロテオグリカンに、青森で奇跡が起きた一定構造様式の糖たんぱく質がプロテオグリカンと命名されたのは1970年です。その当時から注目されていましたが、熱に弱く効率的に抽出できなかったこともあり、商業利用が不可能な「夢の成分」でした。 そんなプロテオグリカンが身近になるまでには、「事実は小説より奇なり」のドラマが青森で起きたのです。
郷土グルメ「氷頭なます」に発想を得て、2000年についに大量・高純度生産が可能に青森では青森県産業技術センターが中心となって農林漁業資源から新たな有効成分を探す研究が行われており、1990年にプロテオグリカンがサケ鼻軟骨に高濃度で存在することが示唆されました。もともと廃物同様に扱われてきたサケの頭が有望資源になれば、新産業の勃興も夢ではありません。 そこに、長年にわたり糖鎖研究が盛んだった弘前大学医学部の高垣教授が登場します。 |